ゆがみを放っておくと


感覚異常の段階(病気でない病人)

 身体に起こるちょっとした変調は、感覚異常の段階で病院に行っても、「気のせいでしょう」「自律神経失調症でしょう」と片づけられてしまいます。均整法ではこの状態を「病気でない病人」といっています。

 

機能の異常(軽い病気)

 この「病気でない病人」の状態が長く続きますと、胃炎、肝機能の低下などの、機能的な疾患に発展して行きます。この段階では病院の検査結果に異常が現れてきます。軽い病気の段階といっても良いと思います。

 

器質異常(重い病気)

 さらにその状態を放置しておきますと、胃潰瘍や肝硬変などの器質的な異常を招き、入院、手術など治療が必要になります。重い病気です。

 

均整法の対象と12の物差し

 このうち「病気でない病人」の人が均整法の対象となる人ですが、均整法はその人達に12種類のゆがみの物差しを当てて改善し病気の芽を早めに摘み取ります。

 しかし、機能異常も、また重い器質異常(器質的疾患)も、感覚異常の改善を図ることで、しだいに異常が改善され、最終的には快方に向かうことが多々ありますので、感覚異常の改善を図る均整法は、健康回復のメカニズムの点から見てもきわめて合理的なのです。


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